何でも食べます


日本語を学び始めて5ヶ月になった学習者さん達。
途中、黄金週間とかで抜けちゃったりもしましたが、なかなか順調です。


そして先週から数量詞を学び始めました。
「一つ」とか「一杯」とか「一本」とかってやつです。
中国語にもいろんなのがあります。
一个」「一张」「一杯」「一件」「一辆
物によって使い分けるところは日本語と同じです。
と言っても、ややこしいものは全て「一个」で通しちゃいますけどね。


日本語の場合はいろいろある上に「杯」や「本」のように前の数字によって発音が異なるものがあるのがややこしいんですよねー。
学習者さん達も「杯」と「本」が難しくて嫌!とおっしゃってました。


なので、口頭で文を作って練習するとなると、みんな数量詞を間違わないように、ものすごく注意を払って文を作るわけですよ。
そうすると他の部分が「あれ?」ってなっちゃうみたいで、


「傘を何本飲みましたか?」
   (「ビールを何本飲みましたか?」と間違えた?)
「シャツを2枚食べました。」
   (前の人の「りんごを2個食べました」につられちゃった?)
「事務所に本が3冊います。」
   (「事務所に男の人が2人います」を練習した後だったからかなぁ)


なんて文がたくさんできるわけです。


数量詞はあってるんだけどね…(^^;


言っている本人は全く気がつかないんだけど、こういうのって周りがすぐに気づくんですよねー。
おかげで笑い声の絶えない授業になりました。


楽しくできたし、ま、いっか〜(笑)