汗かいた〜っ!


本日、中国音楽学院の検定試験を受けてきました。
ちなみに1級から9級まであって、9級に受かると中国音楽学院に入学できる・・・はず。
と言うわけで受験生は小学生がほとんど。


会場に着くとお子ちゃま達がいっぱい。
待合室までは保護者も入れるんだけど、それ以降は受験生のみ。
試験会場は2階だったので、階段を登ろうとすると警備員さんに呼び止められる。
「あ、いや私、受験生なんですけど・・・」
めっちゃ驚かれたよ(^_^;)


2階はまるで小学校。
身長は私の半分、年齢にいたっては3分の1以下のお子ちゃま達がわらわらわら。
一緒に並んで待ってる私、めっちゃ浮いてました。


待っているときに隣の女の子に話しかけられました。
「アーイー(おばちゃん)、何級受けるの?」
って。
うぅ・・・
おばちゃんかぁ・・・(>_<)


「5級だよ」
と答えると、
「私、4級なの〜」
と女の子。


9歳の子が4級。
31歳が5級。
しかも「加油!(がんばって!)」
って励まされたし。


教室の中には5人ずつ入って、二人いる試験官の前で演奏します。
私は一緒に入った5人の中で順番は最後。
みんな、めっちゃ上手いねん、これが。
手、ちっちゃいのに。
指ちゃんと届くか?ってくらいちっちゃい手やのに、力強い、きっちりした演奏しはります。
それ聴いてたら、ますます緊張。
自分で見ても笑っちゃうくらい指がガクガク震えてました。


9歳の4級の子の演奏が終わって、いよいよ私の番。
幸いまだ次のグループが入ってくる前だったので、教室の中には試験官と私だけ。
あまり緊張せずに1曲目スタート。
最後までなかなか暗譜できなかった「高山流水」という古筝の有名な曲。
ところどころ間違えたけど、そのおかげで逆に力が抜けて、落ち着いて演奏できました。
最後には若い方の試験官の先生が小さく拍手してくれたし♪


次は2曲目の「洞庭新歌」。
弾こうと思ったら、先生から「途中から始めて」と指示が出ました。
しかも苦手なところから。
焦ったところに、次のグループがやってきた!
ますます緊張する〜っ(>_<)
指が震えて速い曲調にのりきれないし、ビブラートをかける左手もすべるすべる。
結局全然立て直すことができないままに「そこまで」の声がかかっちゃいました。


ちょっとがっくりきて教室を出て行こうと立ち上がって振り返ると、なんとそこには警備員のおっちゃんが。
明らかに年齢が上やし、名前から外国人って分かったみたいで、気になって見に来たらしい。
自由やなぁ。
でも教室出たら、「なかなかよかったで」と声かけてくれました。
うきっ


結果は来月6日に発表。
う〜ん、どうやろう・・・
1曲目は改心の出来!
でも2曲目はびっくりするぐらいボロボロやったし。
ドキドキしながら結果を待とうと思います。


あ〜、でもほんまに終わってよかった!
この試験のせいで、目前に迫った一時帰国も、誕生日も「楽しみ♪」って思う余裕がどこにもなかったからねぇ。
まずは明日のお友達とのランチを楽しんできます!