苗族の刺繍

icchihi2005-11-22



今日は同じマンションのYさんとKさん、そしてYさんのお友達と一緒に苗族の刺繍会に参加してきました。
(ちなみにこの刺繍会の話をしたときKさんは、「え?族の集会?何があるの?」と訊いてはりました)


苗族の人達の刺繍はもともとすごく細かくて有名なんだけど、生活があまり豊かではないので、最近の人達は刺繍を捨てて、町に出稼ぎに来るんだとか。
それでは刺繍が廃れてしまう、ということで、ある日本人のご夫婦が私費で授業料無料の刺繍の学校を建てたりして、彼らの生活を少しでも豊かにする援助をされているそうです。
で、そのご夫婦のお家が北京にあって、月に2回、苗族の先生をお呼びして刺繍を教えていただいたり、実際の作品を見たりすることができる会を開いてらっしゃるというわけ。


母がモラ刺繍をやっているので、何かいいものがあれば母にプレゼントしようかなぁ、と思って行ってみました。


行ってまず驚いたのはお家のきれいさ!
アンティークの家具でそろえてあって、そこここに苗族の刺繍が飾ってあって…。
ショールームみたいなお宅でした。


そして今回は刺繍に使う糸の編み方(全部自分で作るんだそうです!)を教えていただいたのですが、簡単そうに見えて複雑…。
何度もやって見せていただけるんですが、全然覚えられず(^^;
2〜3度実際に編ませてもらったけど、それでも覚えられず。
刺繍のほうはというと、細かすぎて手も足も出ず。
「おもしろそうだったら、ちょっとやってみたいな〜」
なんて思っていたんですが、とんでもない!
でも、せっかくなのでいろんな刺繍の仕方を見せてもらいました。


こんな風にパターンが描かれた上に刺繍を施していきます。
奥に見えているのが、刺繍糸を編んでいくもの。
カゴのとってに引っ掛けて編んでいくようになっていました。


先生が持ってきていた作品は買うこともできる、ということで、いろいろ見せてもらったんですが、どれもきれい!
しかも細かい!
でもたくさん見ているうちに、何が何だかよく分からなくなってきてしまいました。
それは「出会い」がなかったんだそうです。
すごく気に入ったものがあれば、「手が離せなくなる」そうです。(by Yさん)
私は残念ながらいい出会いはなかったのですが、1つおもしろいパターンの作品を見つけました。
龍をモチーフにしたもの。
刺繍の仕方は全然違うけど、母がやっているモラ刺繍に少し感じが似ていたので、その作品をお買い上げ。
「どうやったら、こんなデザインが浮かぶんだろ〜」って思うくらい、ユニークなパターンです。


クリスマスプレゼントにちょうどいいかも♪


ん?
でもちゃんと送れるかな?
まだ小包は送ったことないので、ちょっと心配です。